2010年8月15日日曜日

しゅうせんきねんび

 

今日は終戦記念日ということもあり、
ここは世界の人民に暑中お見舞い申しあげなくてはならないという気持ちになり、猛暑の中、
打ち注ぐ太陽光線の凶暴な攻撃に耐え耐え、僕は外へ出かけることにしました。


そのときに真上から聞こえてきた声を紹介します。



    公園を突き抜ける僕を邪魔するのは風の死体
    ねっとりとした吐息のようにそれはしつっこくてムカつく
    蝉の応援団はまるで無政府主義でたまらない だから僕は決めたんだ
    ピラニア糸ノコで君たち全部切り倒す 

    自然の摂理 という名のショー 
    始まった途端に僕は眠り始めた
    目をキラキラさせてパレット見つめる
    24色の絵の具みんな混ぜてみたい

    自然の摂理 という名のショー
    パレットを染め上げた
    その色が飛び出してカラスになった
    少年の心に小さな穴があく

    ドーナツ畑で君を見かけた
    赤いヘルメットをかぶったまま
    「ここだけの話だけど」そう僕に話しかける
    新しいピエロ 新手のピエロだったんだって・・・
    



この物語が繰り返し繰り返し頭の中をめぐり続け、僕の中に一定の勢力を占めるようになった頃でした。 実はさっきから同じ道をぐるぐる回り続けていたことに気づき、ひとり赤面した僕が立ち往生しているのを上の階の住人(氏名不詳だ)がこっそり隠し撮りしている夢だったことを知りほっと胸をなでおろしたのは。



そんなこんなでよじれた感じのBaskicball all night long!

-k-

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